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2018.12.28

コンサルタントの改善日記 7

KZ法コンサルタント改善について

今年もあとわずかになりました。毎年この時期になると同じことを言っているのですが、月日が経つのは何ともはやい!はやすぎる!!
 
年末は行く年を振り返り、来る年に思いをはせる時です。P-D-C-AサイクルのCheckとPlanを実行する時ですね。ということで最近に私の身の回りで起きたことをベースにC-A-P-Dサイクルを回してみたいと思います。
 
先日ある会合で管理職の方々と雑談していた時のことです。ある方(A部長)が「わが社は新しいことに挑戦する力が不十分」といった意味の発言をされました。そこで私が「Aさんはどんな新しいことをしたいのに会社としてできないのですか?」と聞くと、「特に具体的なアイデアはないんですけどね…」というお返事でした。「わが社」とは「私」のことでもあったわけですね。Aさんの会社の人全員がそう言っているのではないかと思いました。そういう会社はアイデアの量が少なく、改善の実行量も少ないのです、
 
一方、先週指導先のD社において10人くらいの小さい規模でKZ法を実行しました。それぞれの方がすぐ使わないモノにカードを貼り、それらを外に移動してみんなで議論をして全体最適の改善の結論を出しました。現場もすごくスッキリ! 終了後10人それぞれに来年の活動についてひと言述べてもらいましたが、全員が独自の意見を話されました。新年早々の改善実行計画も具体的です。頼もしい会社だなあと思いました。
 
A社とD社の違いは、すぐやるかどうかの違いです。腕を組んでできない理由や失敗した場合の責任の取り方などをいくら議論しても何も起きません。それよりはまずは現場で現物を前にしてみんなでKZ法をするだけで改善が実行され更なるアイデアが出るのです。
 
2019年は行動の年!みんなで手足を動かしながらワイワイガヤガヤと楽しく改善を進めましょう。
 
今年一年、大変にお世話になりました。皆様どうぞ良いお年をお迎えください。
 

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