コンサルティング理念
Consulting philosophy
日本の製造業は以前、 “ジャパンアズナンバーワン”と称されていましたが、最近は残念ながら世界での評価は下がっています(労働生産性はG7で7位)。
しかし、日本の工場で、モノの作り方やカイゼン活動の様子を見ると、日本の生産現場のモノづくりの力は相変わらず高いのです。
このギャップは何でしょうか?!
実は、製造業を取り囲む世界の環境は既に大きく変化しているのですが、過去の強い成功体験が災いしてか、そこへの変化対応が不十分なのです。せっかくモノづくりがすばらしいのにもったいない!と思っています。
例えば、相変わらず多くの企業が(カイゼンでコストを下げ値段を下げてもっと多く売るといった、)高度成長時代のコストダウンカイゼンを続けて、消耗戦をしています。
しかしこれからは、私たち製造業も、お客様が望むサービスや商品を開発し、新しい市場を開拓することが必要になります。そして、付加価値を付けて、値段が高くてもお客様が喜ぶ、もっと利益が出る仕事をするのです。
あるいは、最近の身近になったデジタル機器をカイゼンに活用して、日本でしかできないカイゼンベースでボトムアップ型のDX化を大きなお金をかけずに実現するのです。
そんなことができるのか?と思われる方も多いと思いますが、できます! その理由は、この変革にはこれまで日本の製造業が蓄積してきたカイゼンの力が改めて力を発揮するからです。私の指導先の会社ではそのような事例が数多くあります。
具体的には製造部門だけではなく、設計、営業、管理、技術、など全部門が連携して、KZ法やチョコ案といった技法を使ってみんなでワイワイガヤガヤやりながら全員で全体最適のカイゼンを実行して、そこから生まれる知見を活用して経営を改革するのです。
私は社長に寄り添い戦略策定を実現し、現場に密着して皆さんの戦術の実行をサポートします。