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2018.01.17

世の中の変化と日本の製造業が抱えている問題点[1]

KZ法改善について製造業

皆さま、良いお年をお迎えになられたことと存じます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
 
年が明けて初めての文章をお届けいたします。昨年までは私の著書である『儲かるメーカー 改善の急所101項』から大切な項目を選んで解説をしてまいりましたが、今年はもう少し現実に沿って具体的な話を進めていきたいと思います。
 
日本の製造業は残念ながら以前と比べると明らかに競争力を失っています。1章でその原因を分析し、2章で日本の製造業が持つ本来の強味を明確にし、そして3章でそれらの結果を用いてどうやって日本のモノづくりを強化していくのかをご提案したいと考えています。

 
もしお読みくださった方からのご意見もいただければ、そこからまた新しい議論も始められる可能性も期待します。
 
1章  世の中の変化と日本の製造業が抱えている問題点
 
日本の製造業には世界のモノづくりの先頭を走っていた時期がある。そこでは、Q,C,D(品質、コスト、納期)が競争力のベースになっており、抜群の現場改善力が大きな役割を担っていた。
 
また小さくて軽くて音が素晴らしいウォークマンや、丈夫で「走る・止まる・曲がる」の基本性能が抜群のコンパクトカーに代表されるような日本の技術力の粋を集めた商品もヒットし、高い収益力を誇っていた。しかし現在、残念ながら日本の製造業は当時の勢いを失っている。
 
一体何が起きたのだろうか?
 
Question 次回以降に私が考える答えをお伝えします。その時までにこの質問に対する答えを2つ以上考えておいて下さい。
 
今年もみんなでより良いモノづくりの達成を目指して頑張りましょう!
 

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