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2018.10.19
コンサルタントの改善日記 5 コンサルタントは自分の都合で仕事を進めることができません。お客様(指導先)との日程調整をしたら、必ずその日に会社に行かないと多くの方々にご迷惑をおかけしてしまいます。そこで何としても体調を常に良好に保つ必要があります。
以前に私が健康オタクであると申し上げましたが、オタクアイテムの中で最も昔から実行している健康アイテムは「呼吸法」です。
世の中にはいろいろな呼吸法がありますが、私が実践する呼吸法はひたすら静かにゆっくり息を吐いて、そしてひたすら静かにゆっくり息を吸うというシンプルなものです。今日の仕事が終わって、明日の仕事場へ移動する新幹線に乗って、お茶とお菓子で落ち着いた後(第94話)に始めます。だいたい10分間で15往復。隣の人に変な人だなあと思われないようにひたすら静かにゆっくり行います。私にとっての必須アイテムです。
参考文献:『氣の呼吸法」藤平光一著 幻冬舎
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2018.10.30
全員でのだい行う改善をベースとした新しい経営のアプローチ 6 大きな台風が次々と日本を襲っています。被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。
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日本のモノづくりが世界で際立って強かった時、自動車も電気もその機能品質が抜群でした。機能品質といえばまず故障しないということでしょう。次に携帯電話であれば、相手の声がビルの陰でもよく聞こえるとか長いメールが打てるといったことだったでしょうか。自動車でいえばよく走り、よく曲がり、よく止まるが機能品質の代表ですね。
日本の商品は機能品が抜群であり、その結果、製造業が日本の経済を引っ張った。しかし最近のマーケットはそれだけでは勝てず、お客様がほしいと思う魅力を備える必要があると私は最近の文章で書いています。
先日、米国J.D.パワー社が『1018年版 米国自動車初期品質調査』を発表しました。日本車はベスト10に8位レクサスと10位の日産の2社だけです。『2011年版』では1位レクサス、2位ホンダ、3位アキュラ(ホンダ)、5位マツダ、7位トヨタ、8位インフィニティ(日産)と日本車が6社も入っていたことを考えると、残念ながら自動車も昔のような優位性を保てていないのです。機能品質は相変わらずいいのですが、カーナビの使い勝手とか、IT情報系の使い勝手などの面で後れを取っているようです。マーケットの評価が変わったことが分かりますね。
今の世の中の変化は速く、私たちもその変化のスピードに合わせて変わって行く必要があります。お客様のほしいモノを作るユーザーインの姿勢が求められています。
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Question:自動車における変化に付いてご自身で気付くことはありませんか?
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2018.10.16
社長のための工場カイゼン1日セミナーのお知らせ 来る11月22日に日本経営合理化協会主催で
「社長のための工場カイゼン1日セミナー」を行います。
本セミナーでは、社長の方々をターゲットに在庫削減、コスト削減、生産性UP、作業連結など設備投資・増員をせず、
生産性を2~3倍と飛躍させる手法を指導いたします。是非ご参加下さい。
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2018.10.12
全員で行う改善をベースとした新しい経営のアプローチ 5 気が付くと秋の気候になっています。暦からすれば当たり前ですが、何しろ暑さが長く続いたので嬉しいです。
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これからは多くの部門が一緒になって全体を考えるというアプローチが必要だ。業務分担しての仕事だけではなく、時には一緒になって仕事をすることが役に立つ。組織・階層を重視するといったこれまでのプロセスに必ずしも従わないやり方も必要だ。すなわちこれまでの論理的な管理を基本としたやり方のみでなく、直感(インスピレーション)・モチベーション・共感といった要素を取り入れることも必要になる。
またこれまではしっかり準備をして失敗しないようにするやり方が中心であったが、これからはすぐやることで素早く失敗して隠れた問題を顕在化し、先んじて開発を完成させるスピード感が必要だ。これまでは過去のデータや仮説を基にして話を進めることができたが、これからはそれらが役に立たない場面が増える。より多くの現場観察を通じてリアルな情報を取る必要がある。
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Question:素早く失敗することの必要性についてどう感じますか?